本棚のすき間でつかまえて

本の感想をばかりを書いているブログです。

2017-04-17から1日間の記事一覧

ホーソーン「緋文字」 翻訳:八木敏雄

とあるモチーフがある話 古典を読むことの面白さは、時代がかわっても変わらない人間の普遍的な何かに気がつかされるあたりだと思います。今作、出版されたのが1850年ですが――、著者ホーソーンが描いたのは1650年ころのアメリカについて。1650年頃(17世紀半…